足すのではなく、引く。
ESIONが無香料シャンプーをつくった理由。

シャンプーの商品開発では、新しい成分を入れる、香りを加える、機能を増やす、特徴を足す。そんな方向に進むことが多いと思います。

でも、ESIONは少し違うところから考えました。

本当に、すべて必要なのだろうか。

何かを足す前に、一度、引いてみる。そこで最初に見直したものが、香りでした。

この記事の要点

ESIONは「何を足すか」だけでなく、「何を足さなくていいか」を考えてシャンプーをつくっています。香りや工程をただ減らすのではなく、泡立ち・洗い心地・すすぎやすさ・指通り・まとまりなど、本当に残したい価値を磨く。それがESIONの考える引き算です。

きっかけは、「香りがなくてもいいのでは?」という疑問

香りのあるシャンプーには、好きな香りで髪を洗う楽しさがあります。

でも、家族の中でも好きな香りは違い、浴室には人ごとに違うボトルが並んでいく。そんな日常の中で、洗うために、香りは必ず必要なのだろうか。という疑問が生まれました。

香りを否定したかったわけではない

香りが好きな人もいる。香水が好きな人もいる。ヘアオイルの香りを楽しみたい人もいる。

ESIONは香りそのものを否定したいわけではありません。

香りを楽しむ自由があるなら、同じように香りをまとわない自由もあっていい。そう考えました。

まず、香料を引いてみた

商品開発の中で、香料を配合しない試作品をつくりました。

実際に使ってみると、別の変化にも気づきました。その一つが泡です。

ESIONでは、香料に由来する油性成分を配合しないことを、泡立ちを妨げる要因を一つ減らすことにつながると考えています。

一つ引くと、別のものが見えてくる

香りがなくなると、泡立ちはどうか、指は気持ちよく動くか、すすぎやすいか、指通りやまとまりはどうか、原料そのもののにおいはどうか、といった部分が見えやすくなります。

香りが商品の印象をつくってくれないからこそ、シャンプーそのものと向き合う必要がある。ESIONにとって、引くことは簡単にすることではありませんでした。

無香料にするだけでは、足りなかった

香料を配合しなければ無香料にはできます。

でもESIONは、使用する原料や配合バランスを見直しながら、本品そのもののにおいを感じにくい状態も目指しました。

無香料にする。そして、その先まで考える。そこに時間をかけてきました。

泡も、「多ければいい」から引いて考える

ESIONが目指したのは、指と髪の間に薄い泡の層ができ、その泡がクッションとなって、滑るように洗えること。

必要なのは見た目の泡の大きさではなく、洗っているときの気持ちよさ。泡立ち、泡持ち、泡切れ、すすぎやすさを一つの体験として考えました。

必要なものは、きちんと足す

「引く」というと、何もかも減らすように聞こえるかもしれません。

でもESIONは、ただ成分を減らすことを目的にしていません。洗うため、髪を補うため、うるおいを支えるため、まとまりや指通りを考えるために必要なものは、きちんと配合します。

引くものと、残すもの。そして、必要だから足すもの。その理由を一つずつ考えます。

洗浄成分も、一つに決めなかった

ESIONでは、次の3系統の洗浄成分を組み合わせています。

アミノ酸系洗浄成分
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルアスパラギン酸Na

PPT系洗浄成分
ココイル加水分解コラーゲンK
ココイル加水分解ダイズタンパクK

ベタイン系洗浄成分
コカミドプロピルベタイン

「アミノ酸系」という一つの言葉だけで、シャンプーのすべてが決まるわけではありません。どんな成分を選び、どう組み合わせ、どんな泡や洗い心地を目指すか。全体のバランスを大切にしています。

工程も、引いてみる

ESIONは、一本で、洗う・補う・整えるオールインワンです。

髪の状態に合えば、シャンプーしてすすぐところで基本のヘアケアを終えられます。

ブリーチなどで強いダメージがある髪は、状態に応じてトリートメントなどとの併用をおすすめします。

ESIONという名前は、「本質を追求する」という想いが込められている。

ESIONという名前は、Essence(本質)+ Vision(見通す、追い求める)から生まれています。

そして、ESIONを逆から読むと、NOISE。

余計なノイズを減らして、本質を追求する。何を足すかだけではなく、何を足さなくていいのか。その先に、本当に必要なものが見えてくることがあります。

「無香料だから選ばれる」で終わりたくない

最初に「無香料だから使ってみたい」と思ってもらう。それでもいいと思っています。

でも、使い続ける理由まで無香料だけであってほしくはありません。泡が気持ちいい、洗いやすい、すすぎやすい、指通りがいい、まとまりやすい、1本で使いやすい、家族で共有しやすい。

使った結果、次もこれがいいと思えること。そこまでいって、初めてESIONが目指すシャンプーになります。

「消耗品から、愛用品へ。」

ESIONのMissionは、「消耗品から、愛用品へ。」です。

香料を配合しないことも、泡を磨くことも、オールインワンにすることも、すべては毎日使いたいと思える1本をつくるためです。

まとめ|足すのではなく、引く。

香りを足さない。工程を増やしすぎない。ボトルを増やしすぎない。

でも、泡立ち、洗い心地、すすぎやすさ、指通り、まとまり、毎日使いたくなる感覚。残すものは、きちんと磨く。

余計なものを見直して、本当に必要なものを残す。そして、シャンプーをただの消耗品ではなく、毎日自然に手が伸びる愛用品にする。

それが、ESIONが無香料シャンプーをつくった理由です。

よくある質問

Q. ESIONが無香料シャンプーをつくった理由は何ですか?

「洗うために香りは必ず必要なのか」という疑問から、香らないという選択肢をつくり、シャンプー本来の使い心地を磨くことを目指したためです。

Q. ESIONの「引き算」は成分を少なくすることですか?

単純に減らすことではありません。不要なものを見直し、必要なものは残し、必要だから足すものは配合するという考え方です。

Q. ESIONという名前にはどんな意味がありますか?

Essence(本質)+Vision(見通す、追い求める)から生まれ、本質を追求するという想いが込められています。